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ABOUT MAGNET

マグネット式留め具について

「COMMA」での磁石の使用について

「COMMA」には、スムーズな使用に耐えうる最小限の磁力のマグネットを採用しており、鉄板(磁気遮断効果がある)によって留まる仕組みになっています。

COMMA発売までの1年以上に及ぶ開発者及びテスターの使用において、磁気カード・磁気ストライプへの明らかな異常は確認しておらず、キャッシュカードやクレジットカード、QUOカードの読み取りの異常は見られませんでした。

 

なお、磁石による磁気不良の影響を受けるのは磁気カード及び磁気ストライプ箇所であり、ICチップは影響を受けません。
そのため、クレジットカード、キャッシュカード等のICカードは問題なくご利用いただけます。

※ICチップを介したご利用の例

 ・ICカードリーダー挿入によるクレジットカード決済

 ・タッチ決済によるiDやEdyなどの電子決済サービスでのお支払い

 ・タッチによるSuica、ICOCAなどの交通系ICカードのご利用

​※テスターの使用ではQUOカードの使用も問題ありませんでしたが、確実に磁気の影響を受けないとは言えません。

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​磁気不良とは

磁気不良は、磁気カードに使われている磁性体が磁気の影響を強く受けたり、経年劣化により磁力が弱まったりすることによりデータを読み取れなくなる事象です。

マグネットのほかスマートフォンやカードキー、スピーカーなど、強い磁気を発する物に近づけすぎた状態で保管すると、磁気の影響を受けてしまうことがあります。

また、磁気カード自体も微量の磁気を発しますので、磁気カード同士の磁気部分を重ねた状態で長期間保管することでも磁気不良が起こる可能性はあります。

なおICカードは磁性体を使用していないため、通常の使用において磁気の影響をほぼ受けません。

磁気カードとは

磁気カードは主に2種類あり、裏面全体が磁性体で覆われている全面磁気カードと黒い帯状の磁気テープを搭載した磁気ストライプカードがあります。

 

  全面磁気カードの例:クオカード、図書カード、テレホンカードなど

  磁気ストライプ搭載カードの例:プリペイドカード、病院の診察券、マイレージカードなど

​ICカードとは

ICカードは、カード表面に金色のICチップが埋め込まれた接触式と、カード内部にICチップが埋め込まれた非接触式の2種類があり、接触式・非接触式一体型のカードも増えてきています。

現在普及しているクレジットカードはICチップ搭載型(磁気とICチップ併用型)が多くを占めます。

  例:クレジットカード、キャッシュカード、マイナンバーカード、Suica、ETCカードなど

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磁気カード廃止の動き

日本では、改正割賦販売法により、不正利用の防止という観点から、クレジットカード利用の完全IC化が進められています。2022年を目標に決済端末の100%IC対応が義務化され、2020年3月末時点ではクレジットカードのIC化は99.5%だとされています。

ご留意事項

磁気カードの収納について:マグネットは磁気ストライプカードに影響を与える可能性があるとされています。本製品は仕様する磁石の磁力を必要最低限に抑えた上で、磁気遮断の効果がある鉄板で留まる構造・配置の工夫などでマグネットがカード部分に極力干渉しないよう設計しておりますが、影響を与えない保証はございません。

スライド式のカード読み取り端末にて使用する磁気​カードを収納する場合はご留意くださいませ。​

COMMA_ELEのマグネットについて:COMMA_ORIGINALではマグネットは革の内部に埋め込まれた形ですが、COMMA_ELEは札押さえ側に外部に露出したマグネットが取り付けられています。

マグネットは接着にて取付されておりますが、内部にあるマグネットとも吸着しあっており、接着自体がかなり剥がれにくくなっています。万が一接着が取れてしまってもマグネット同士が吸着し合うため故意に外そうとしない限りは簡単には外れず、基本使用に支障をきたさない設計になっております。※有償とはなりますが、弊社にて修理対応も可能です。

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